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2013年10月22日

第17回全国大学会計人会サミットの開催報告

10月12日、日本大学会館大講堂で第17回全国大学会計人会サミットが日本大学の税理士桜門会と桜門会計人会の主催で開催されました。

昨年、愛知大学で行われた第16回サミットで次回主催校が日本大学に決まったことを受け、税理士桜門会及び桜門会計人会の中で「第17回大学会計人会サミット実行委員会」を組織し、今年1月から10か月間にわたってこの日のために準備してきた成果を全国の大学会計人会の皆様の前でお披露目する晴れの舞台となりました。

今回のサミットは、同志社大学や立命館大学といった関西の大学や琉球大学など、全国から24大学(29団体)、約240人の会計人に参加いただきました。サミット会場の受付では、前回の愛知大学から引き継ぎを受けましたお揃いの法被を着て、来賓や参加される各大学の会計人の方を出迎えました。また、日本大学商学部の平野ゼミと小関ゼミから現役学生の皆さんが応援に駆けつけ、市ヶ谷駅からサミット会場までの道案内や、法被を着ての受付作業などのお手伝をして頂きました。

サミットは、桜門会計人会の山本裕二副会長の「開会の辞」により幕を開け、引き続き税理士桜門会の小礒会長の挨拶、来賓として大塚日本大学学長、池田日本税理士会連合会会長、森日本公認会計士協会会長から御挨拶を頂きました。

基調講演は、前衆議院議員であり、財務金融委員会に所属していた経歴を持つ税理士桜門会の菅川洋税理士が「税は国家なり -国家財政の現状と将来の目指す租税制度-」と題し、日本の平成25年度一般会計予算の中身や公債残高累増の状況を論説したうえで、財政を立て直すための将来の租税制度について講演しました。

休憩を挟んで行われたパネルディスカッションでは、「相続税は必要か?」をテーマに「存続派」と「廃止派」に別れてのパネルディスカッションが行われました。存続派は「富の再分配による格差是正」を主張するのに対し、廃止派は「富の再分配機能は既に低下」と反論、他国の相続税実施状況にも言及して熱い議論が戦われました。相続税のない国や、相続税を廃止した国があることを認識したうえで、日本の相続税のあり方を改めて考える機会となった大変有意義なディスカッションとなりました。

パネルディスカッションの後、税理士桜門会の野間口実行委員会副委員長の謝辞、桜門会計人会の坂上会長の閉会の辞をもって、サミットは無事終了となりました。

サミット終了後、靖国通りを挟んだ向かいの「アルカディア市ヶ谷」に場所を移して、懇親会が行われました。会場では、日本大学管弦楽団がミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入曲を演奏し、サミットでの緊張感を残した皆さんを寛がすように華やかに出迎えていただきました。

懇親会は、税理士桜門会の板橋実行副委員長の「開会の辞」により開会し、秋場実行委員長の主催者挨拶、来賓の田中英壽日本大学理事長・校友会会長、神津東京税理士会会長、柳沢日本公認会計士協会東京会会長から御挨拶を頂きました。乾杯の発声は、山川東京税理士会顧問により行われました。

乾杯の後は、皆さん寛いでビールやブッフェの食事を摂りながらの歓談となりました。会場ではアトラクションとして日本大学管弦楽団による演奏が行われました。また、日大応援リーダー部「ディッパーズ」によるチアリーディングが披露され、周りから「何だか20歳ほど若返った」との声が聞かれるなど、会場を大いに盛り上げていただきました。

その後、来年行われる次回の大学会計人会サミット開催校として、千葉商科大学の会計人会の皆様が紹介され、税理士桜門会の小城実行副委員長の中締め、百瀬実行副委員長の閉会の辞により懇親会は閉会となりました。

二次会は同じ「アルカディア市ヶ谷」のラウンジで行われ、今回のサミットに裏方として参加した人、表舞台に立って緊張の時間を過ごした人共々、サミットが成功裏に終了したことと、この席でやっと重圧から解放されたことを祝って祝杯をあげました。

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チアリーディング 懇親会 懇談風景 パネルディスカッション パネラー 会場風景 受付風景