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2015年08月13日

新会員紹介 近藤卓也さん

私は2004年3月に日本大学商学部商業学科を卒業致しました、近藤卓也と申します。現在は渋谷区初台にて開業税理士として活動しております。

私が税理士を志した理由としては3点ございます。1点目は、大学の講義の中で簿記を学習した際に楽しいと感じ、スムーズに勉強出来たことです。また、興味を持ったのでもう少し詳しく勉強したいと考え、日商簿記検定も受験し、2級まで独学で取得致しました。

2点目は、大学3年生の終わり頃に就職について真剣に考え始めたことです。当時の私は、新卒で就職し定年退職まで同じ会社で働くという、いわゆる「終身雇用」が今後ますます減少し、転職をすることが当たり前の時代になると考えておりました。そのため、専門性が高い職業に就かなければ生き残っていくことが厳しいのではないかと思うようになり、国家資格を取得することを決意致しました。

3点目は、税理士の主要業務であります税務に魅力を感じたことです。先述の通り資格を取るということは決めておりましたが、どういった資格があるかについては殆ど知識が無い状況でありました。そこで、資格ガイド等で国家資格について調べた際に、公認会計士と税理士という会計系の資格があることを知りました。それぞれの業務内容を調べていくうちに、税金のことであれば個人事業主、中小企業から大企業、相続案件など幅広く仕事をすることが出来ると考えたため税理士を選択することと致しました。

大学卒業後は2年間ほど試験勉強に専念し、税理士試験を4科目合格した時点で都内の税理士法人に就職致しました。その後、2009年に税理士試験に合格し2010年に念願の税理士登録が完了致しました。勤務時代には大規模な法人を担当することが多く、上場している小売業・卸売業・不動産業のグループ会社を主に担当しておりました。こういった案件は税務的に複雑な事例も多数あり、企業の経理担当者の知識レベルが高いため、最初の頃は苦労することが多かった様に思います。ただ、目の前の業務に真摯に対応することによって、お客様に感謝されることもありますし、また、自分自身も税理士として成長することが出来ました。

今後は開業税理士として勤務時代に培った経験を活かしつつ、新しいことにも挑戦していきたいと考えております。