2018年10月25日
第22回全国大学会計人サミットへの参加報告
10月18日第22回全国大学会計人サミットが幹事校である明治大学で行われた。
第1回全国大学会計人サミット開催大学らしく充実した内容でした
後継者不足の中小企業の承継はどこに問題があるか、それについてどう対処すべきかを、中小企業事業承継に携わってきた山本昌弘先生を中心に、弁護士・公認会計士・行政書士・特定社会保険労務士・司法書士・不動産鑑定士が専門家の立場で意見を述べたものであり、各人25分という限られた中での緊張感のある発表でした。
① 株の引継ぎ・贈与税、相続税の納税猶予に限らず、取引先、社員に対して有効な協力関係を維持するために、支配可能な持ち株を超える株式を所有してもらい有効な関係を維持する。
② 従来の就業規則・給与体系を現在の法律に準拠させ、社員の納得できる環境に整備することが社員のモティベーションの向上につなげる。
事業承継が単なる社長の交代ではなく、先代の会社について現代に適合して再生させることの重要性を認識させるものでした。
サミットの終了後はリバティタワー23階にて、明治大学マンドリンクラブのOBの皆さんの演奏の中、懇親会が行われました。